【給料が上がらない?】「作業ができる」だけでは越えられない壁があります。外構職人の年収を押し上げる必須資格リスト

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毎日現場で汗を流し、体力も技術もついてきた。ブロックも積めるし、土間コンの仕上げも綺麗にできる。それなのに、ある一定のラインから給料が上がらない、と悩んでいる職人は少なくありません。「現場さえこなせれば稼げる」というのは間違いではありませんが、それだけで評価され続けるには限界があるのも事実です。


会社や元請けが職人を評価する際、目に見える「作業スピード」や「仕上がりの美しさ」と同じくらい、あるいはそれ以上に重視している指標があります。それが「資格」です。資格は単なる紙切れではなく、あなたが「どんな責任ある仕事を任せられるか」を証明する客観的なデータとなります。


今の現場仕事に自信があるなら、次は資格という武器を手に入れて、もう一段階上のステージを目指すべきです。ここでは、外構職人として長く稼ぎ続けるために本当に必要な資格と、それがもたらす具体的なメリットについて解説します。


【目次】

  • - いつまでも「手元作業」のままでは給料は上がりません
  • - 外構職人の年収を押し上げる「必須資格」リスト
  • - なぜ「資格」があるだけで待遇が変わるのか
  • - 現場のプロは見ている「資格」と「実務」のバランス
  • - 湘技建なら「働きながら」一生モノの資格が手に入ります
  • - 自分の市場価値を上げるために、今すぐ動こう




■ 外構職人の年収を押し上げる「必須資格」リスト


「資格」といっても種類は膨大です。闇雲に取得しても時間とお金の無駄になりかねません。外構・エクステリアの現場において、即戦力として評価され、かつ給与アップに直結しやすい資格を厳選しました。キャリアの段階に合わせて確認してください。



・ ステップ1:現場での動きを広げる「作業系資格」

まずは現場作業の幅を広げる資格です。これらがないと、いつまでも「手元(補助作業)」から抜け出せず、高単価な仕事を任せてもらえません。


- 車両系建設機械(整地・運搬・積込み用及び掘削用)運転技能講習

いわゆる「ユンボ」や「バックホー」などの重機を操作するための資格です。外構工事では整地や掘削作業が頻繁に発生するため、これがあるだけで「重機オペレーター」としての役割も担えるようになり、現場での重宝され具合が格段に上がります。


- 玉掛け技能講習

クレーン等で荷物を吊り上げる際に、フックに荷物を掛け外しする作業の資格です。庭石の移動やカーポートの支柱設置など、重量物を扱う場面で必須となります。


- 準中型・中型自動車免許

2トンダンプや4トンダンプを運転できる免許です。資材の運搬や残土の処分など、現場と置き場を往復する業務は新人からベテランまで発生します。普通免許(AT限定)だけでは乗れないトラックも多いため、MT車の運転ができることは大きな強みです。



・ ステップ2:プロとしての証明「技能系・管理系資格」

現場作業を一通り覚えたら、次は「技術の証明」や「現場管理」に関わる資格を目指します。これらは会社にとっても対外的なアピールになるため、資格手当の対象になりやすいものです。


- ブロック建築技能士(1級・2級)

コンクリートブロック工事の施工技能を認定する国家資格です。外構工事の基本であるブロック積みの技術を証明できるため、お客様からの信頼度が大きく変わります。


- エクステリアプランナー

設計やプランニングに関わる資格ですが、職人が持っていれば「図面が読める」「設計意図を汲んだ施工ができる」という証明になります。


- 土木施工管理技士(1級・2級)

現場の工程管理、安全管理、品質管理を行うための国家資格です。これを持っていると、公共工事などの大規模案件で「主任技術者」として配置できるため、会社にとって非常に価値のある人材となります。年収アップを本気で狙うなら、最終的にここを目指すべきです。




■ なぜ「資格」があるだけで待遇が変わるのか


「腕が良ければ資格なんて関係ない」と考える職人もいますが、経営側や発注側の視点で見ると、その考えは損をしていると言わざるを得ません。なぜ資格が待遇改善につながるのか、その理由は明確です。



・ 「できる仕事」の単価が違うから

単純な話ですが、スコップで1日かけて穴を掘るのと、重機を使って1時間で掘るのとでは、生産性が全く異なります。重機を扱える有資格者は、短時間で多くの利益を会社にもたらします。会社は利益を生み出す人間に多くの給与を支払います。資格は「私は効率よく利益を出せる人間です」という証明書のようなものです。



・ 会社の「受注ランク」が上がるから

公共工事や大手ハウスメーカーの一次請けの仕事をする場合、「有資格者が何名在籍しているか」が受注条件になることが多々あります。つまり、あなたが資格を持っているだけで、会社はより規模が大きく、単価の高い仕事を受注できるチャンスが増えるのです。会社の業績に直結する貢献ができるため、それが給与や賞与として還元されやすくなります。



・ 将来の「独立」にも必須だから

もし将来的に独立を考えているなら、資格は避けて通れません。建設業の許可を取るためには、一定の実務経験や国家資格を持つ「専任技術者」が必要です。無資格のまま独立しても、請け負える工事の規模(請負金額500万円未満の軽微な工事)に限度があり、大きなビジネスチャンスを逃してしまいます。今のうちに会社のお金で資格を取らせてもらう、というのは非常に賢いキャリア戦略と言えます。




■ 現場のプロは見ている「資格」と「実務」のバランス



資格が重要であることは間違いありませんが、現場を預かる立場の人間として、一つだけ釘を刺しておきたいことがあります。それは「資格コレクターになってはいけない」ということです。


ペーパーテストや講習だけで取った資格と、現場での実践が伴った資格では、その重みが全く違います。私たちが一緒に働きたいと思うのは、資格証をたくさん持っている人ではなく、「その資格を使って安全かつ正確に作業ができる人」です。



・ 「持っている」と「使える」は別物

例えば、車両系建設機械の資格を持っていても、実際に現場で重機を動かした経験がなければ、怖くて任せることはできません。狭小地での旋回、埋設管を避けた掘削、ダンプへのスムーズな積み込み。これらは教習所では教わらない、現場独自の感覚です。


資格取得はゴールではなく、あくまでスタートラインです。「資格を取ったのでやらせてください」と手を挙げ、先輩の指導のもとで実技を磨く。この姿勢がある職人こそが、本当の意味での「有資格者」として評価され、給与も上がっていきます。



・ 安全意識の高さこそがプロの証

資格講習の多くは、技術だけでなく「安全管理」に重点を置いています。現場で事故が起きれば、本人だけでなく会社全体、ひいては元請けやお客様にまで多大な迷惑がかかります。


「なぜその作業に資格が必要なのか」という根本を理解し、危険予知や安全確認を徹底できる人。資格手当というのは、そうした「安全への責任」に対して支払われるものでもあります。ただ作業ができるだけでなく、周囲の安全を守れる職人を目指してください。




■ 湘技建なら「働きながら」一生モノの資格が手に入ります



ここまで読んで、「資格を取りたいけれど、費用や時間が心配」「今の会社ではチャンスがない」と感じた方もいるかもしれません。それなら、ぜひ有限会社 湘技建(なぎさぎけん)の環境を利用してください。


私たちは神奈川県藤沢市を拠点に、外構・エクステリア工事から一般土木工事まで幅広く手掛けている会社です。当社では、やる気のある職人が金銭的な理由で成長を諦めることがないよう、全力でバックアップする体制を整えています。



・ 全額会社負担で資格取得を支援

業務に必要な資格であれば、取得にかかる費用は会社が補助します。玉掛け、車両系建設機械、ブロック建築技能士など、外構職人としてのキャリアアップに必要な資格は、働きながら取得を目指せます。


「まずは手元作業から始めて、慣れてきたら重機の免許を取りに行く」といったステップアップも大歓迎です。実際に、未経験で入社して多くの資格を取得し、現場の第一線で活躍している先輩社員も多数在籍しています。



・ 多様な現場で「生きた技術」が身につく

湘技建の強みは、一般住宅の外構工事だけでなく、公共工事や造成工事などの土木工事も手掛けている点です。

細かい仕上げが求められるエクステリアの技術と、ダイナミックな重機作業が求められる土木の技術。この両方を経験できる環境はそう多くありません。多様な現場経験は、資格の実用性を高め、どこへ行っても通用する職人へとあなたを成長させます。


給与は未経験でも月給25万円からスタートし、経験や能力、そして取得した資格に応じて随時昇給や賞与で還元します。あなたの頑張りを正当に評価する準備はできています。


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■ 自分の市場価値を上げるために、今すぐ動こう



「いつか取ろう」と思っていても、日々の忙しさに追われて結局そのまま……というのはよくある話です。しかし、建設業界において資格は、あなたの生活を守り、将来の選択肢を広げる最強のパスポートです。


今の環境で資格取得が難しいのであれば、環境を変えることも一つの手段です。湘技建には、未経験からでもプロフェッショナルを目指せる土壌があります。寮も完備しており、遠方からのチャレンジも歓迎します。


「資格を取って給料を上げたい」「手に職をつけて長く稼ぎたい」。その意欲さえあれば、あとは私たちがサポートします。まずは一度、あなたの将来のビジョンについてお話ししませんか? ご応募をお待ちしています。


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